子どものスクールホリデイ期間を利用して、7泊8日でシドニーとエアーズロックへ行ってきました。
今回はシドニー&エアーズロック7泊8日旅の3日目の旅行記です。
エアーズロック(ウルル)のサンライズツアーに参加
今日はいよいよ念願のエアーズロックを間近に見に行きます!
レンタカーを借りたり、有料シャトルバスを利用して自力でエアーズロックを見に行くこともできますが、予備知識がほとんどなかったので、今回は英語のツアー参加で行くことにしました。
エアーズロックを見に行くには、エアーズロックがあるウルル・カタジュタ国立公園の入園券の事前購入が必須だったため、入園券も含まれたパックツアーを選びました。
一日の始まりはエアーズロックのサンライズ(日の出)ツアーです。
行程はこんな感じです。
【エアーズロック(ウルル)でのサンライズとカタジュタのウォルパ渓谷】
ホテル送迎時間:迎え 4:45~6:15頃(日出1.5時間前) ホテル到着 11:00頃
出発 → ウルルのサンライズ鑑賞 → カタジュタ展望台 → カタジュタでウォルパ渓谷散策 → ホテル到着
ツアーの名称などでエアーズロックがウルルと呼ばれることがありますが、「ウルル」とは先住民アボリジニの言葉の呼び方で、英名:エアーズロックの正式名称でもあります。
出発
6:15にホテル前に集合してツアーのバスを待ちます。
ウルルサンライズツアーは朝が早く、朝食がついていないものがほとんど。
レストランやショップは集合時間にはまだ開いていないので、朝ごはんが必要な方は前日にパンや飲み物を準備しておきましょう。
ホテルの迎え時間は時期によって異なるようで、私たちが訪れた6月中旬は日の出時間が遅めの時期だったので、迎え時間も一番遅い6:15でした。
バスが到着すると、ツアー参加者はみんな乗り込み出発です。
ウルルのサンライズ鑑賞
ウルルのサンライズ鑑賞スポットに到着するとすぐに、コーヒーと紅茶、ホットチョコレートの温かい飲み物と個包装のクッキーが振る舞われます。
オーストラリアの6月は冬で、エアーズロックも他の都市同様寒いです。
この温かい飲み物がカラダに染みます。
飲み物を持ちながら、バスの駐車場から徒歩5分ほどのビューポイントまで移動して、それぞれがウルルの日の出鑑賞を楽しみます。
薄暗い中、少しずつ形を現すウルルが幻想的でした。
カタジュタでウォルパ渓谷散策
サンライズ鑑賞の次の行き先はカタジュタ展望台の予定だったのですが、天候のためなのか、最後に行く予定だったウォルパ渓谷へ。
途中で1回トイレ休憩がありました。
カタジュタは36個の奇岩群からなる岩山。
エアーズロック同様にとっても巨大です!
到着すると参加者は一度集合してガイドさんの説明を聞きます。
この時エアーズロックがどのようにして今の状態になったのか説明してくれましたが、英語がほとんど聞き取れず後で自己学習しました。しゅん。
説明後は各々で散策。
カタジュタで最も大きな2つの岩に挟まれた渓谷であるウォルパ渓谷を歩きます。
この日は風がとっても強く、ダウンを着ていても寒さマックス!
でも、大自然の中の朝の空気は澄んでいて気持ちいい~!
2つの岩の岩肌は穴ぼこがたくさん。
ウォルパ渓谷の最深部まできたら折り返し。
大自然の中、神聖な雰囲気を感じながら、1時間ほどの気持ち良いお散歩ができました。
カタジュタ展望台
カタジュタ展望台の駐車場から5分ほど歩いたところにカタジュタ展望台があります。
先ほどみんなで散策していたカタジュタを今度は遠くから眺めます。
カタジュタの全景もエアーズロックに負けず劣らず迫力があります。
駐車場で暇を持て余したガイドさんがハトにえさをあげていました。
頭のてっぺんが尖っているハトは初めて見ました。
レンジャクバトというらしく、エアーズロック周辺のみかと思ったらオーストラリア全域に生息しているらしいです。
なんだかつっぱってるみたいで可愛いです。ふふふ。
ホテルに到着
カタジュタの全景を目に焼き付けたらツアー終了です。
ホテルに戻ると時間は11時過ぎ。
少し早いけどタウンスクエアまでぶらぶら歩いてランチをとることに。
タウンスクエアでランチ
タウンスクエアはエアーズロックリゾート内にあり、カフェやスーパーマーケット、お土産屋さんなど、観光客にとって必要なものが揃う便利なスポットです。
「Geckos Cafe」でランチ
テラス席があり雰囲気も良かったのでランチは「Geckos Cafe(ゲッコーズカフェ)」に決めました。
「ここでお待ちください」の場所で待っていると、お店の方が来てくれ人数分のカトラリーセットを手渡してくれます。
自分で直接注文カウンターに行き、注文、会計を先に済ますスタイルです。
会計が終わると呼び出しブザーを渡され、ブザーが鳴ったら自分で料理を取りに行きます。
私たちはシーフードリゾットとニョッキを注文。
注文カウンター横のキッチンの前に、無料の飲み水やグラス、お皿があるのでそこから自由に必要な数だけセルフで持っていきます。
小さめの透明な入れ物も置いてあり、料理が食べきれなかった時などは、この入れ物に入れて持ち帰ることができます。
日本ではなかなか見ない嬉しいサービスです。
お酒が注文できるバーカウンターは料理の注文カウンターとは別にありますが、誰もいないことが多いので、お店の方に声をかけると快く対応してくれます。
オーストラリアの地元ビールで乾杯♪
シーフードリゾットがとても美味しく、息子もパクパク食べてくれました。
Geckos Cafe(ゲッコーズカフェ)
住所:1/127 Yulara Dr, Yulara NT 0872
営業時間:<朝食>7:00~10:00 <ランチ・ディナー>11:00~21:00(ラストオーダー)(年中無休)
Webサイト:https://www.ayersrockresort.com.au/dining/geckos-cafe
ランチがすんだらタウンスクエアの入口にある芝生の広場に息子を解放!
さぁ、遊びたまえ。
こういう広場があるだけで、子連れは本当に救われます。
案の定、走ったり、飛び跳ねたり、とんがり頭ハトを追いかけたり、とっても楽しそう。
庭の所々でアボリジニの方がアボリジナルアート(アボリジニの人々が描くアート)を売っていました。
せっかくなのでタウンスクエアのお店も見てみようとプラプラ散策。
お土産屋さんも色々あり、特にアボリジナルアートのデザインのアイテムはどれも可愛い!
ピアスやネックレスなどのアクセサリーは自分用に欲しいデザインがいっぱいありました。
スーパーマーケットにも潜入。
当たり前かもしれませんが、シドニーなどの大都市にあるスーパーと一緒!
必要最低限なものは全て手に入ります。
夕方にもバスに乗るツアーがあるので、子ども用のぐずり防止用スナックを購入。
ツアーの時間までもう少し時間があったので、宿泊ホテルのスタッフさんおすすめの「キャメルファーム」に行ってみることに。
キャメルファーム
キャメルファームまではエアーズロックリゾートの無料シャトルバスで行くことができます。
私たちはタウンスクエア前でバスに乗りました。
「キャメルファーム」のバスストップで降りると、すぐ目の前にキャメルファームの看板があります。
エアーズロックリゾートで配られている観光マップやスタッフの方は「キャメルファーム」と言っていましたが、施設の正式名称は「Uluru Camel Tours(ウルルキャメルツアーズ)」です。
入場は無料で、ファームに入るとすぐにたくさんのラクダが出迎えてくれます。
ラクダに乗れる!
エアーズロックのツアーの中には、ラクダに乗ってウルルのサンライズやサンセットを見に行くものもあるのですが、どうやらキャメルファームのラクダたちが出勤しているようです。
ツアーに参加せずとも、キャメルファームに来れば、その場でキャメルライドができます。
ただし年齢制限があり、乗れるのは5歳から。
息子はまだまだラクダに乗れそうにないので断念。
カンガルーなどラクダ以外の動物も
キャメルファームにはラクダ以外にもカンガルーやウシなどの他の動物も飼育されていました。
ラクダには乗れなかったものの、色んな動物が観察でき、息子はとても楽しそうでした。
次のツアーの時間を考えて早めにバスに乗ってホテルに帰ることに。
来たときと同様、無料シャトルバスを利用してデザートガーデンズホテルに戻り、お部屋で身支度。
準備ができたら、サンライズと同様に楽しみにしていたサンセットツアーへレッツゴー!
Uluru Camel Tours(ウルルキャメルツアーズ)
住所:10 KALI CRT YULARA NT 0872
営業時間:9:00~
Webサイト:https://www.ulurucameltours.com.au/
エアーズロック(ウルル)のサンセットツアーに参加
エアーズロックのサンライズツアーと並んで大人気なのがサンセットツアーです。
ミーハーな私なので、もれなくサンセットツアーにも参加です!
こちらのツアーも英語で行程はこんな感じ。
【エアーズロック(ウルル)でのサンセットと麓巡り】
ホテル送迎時間:迎え 15時頃(4月~10月)15:30頃(11月~3月) ホテル到着 18:30~20:15頃(日没30分後)
出発 → クニヤウォーク散策 → ウルル・カタジュタ・カルチャーセンター見学 → ウルルのサンセット鑑賞 → ホテル到着
出発
14:45にホテル前に集合してツアーのバスを待ちます。
朝と同じく毎回時間通りに来てくれるので安心。
ウルル・カタジュタ・カルチャーセンター見学
予定ではまず「クニヤウォーク散策」だったのですが、なぜか順番を入れ替え、次に行く予定だった「ウルル・カタジュタ・カルチャーセンター」へ。
カルチャーセンターに着くと、ガイドさんが簡単に施設の説明をしてくれ、その後各々でセンター内を見て回ります。
カルチャーセンターは撮影厳禁だったので残念ながら写真はありませんが、ここでは、アボリジニの1部族であるアナング族のジュクルバ(アボリジニのしきたり)や文化を学ぶことができます。
嬉しかったのは展示物の説明文になんと日本語もあったこと。
おかげで私も少しばかりですがアボリジニやウルルについて学ぶことができました。
センター内にはアボリジナルアートや工芸品の展示物だけでなく、お土産屋さんやサンドイッチなどの軽食が購入できるショップも入っていました。
2歳の息子は展示物などには当然興味がないので、親は展示物鑑賞を早々に終えて、外で赤い砂でのお絵描きにお付き合い。
みんなが戻ってきたら、まだ遠くからしか眺めたことのなかったウルルの麓へ向かいます。
クニヤウォーク散策
「クニヤウォーク」とはウルルの麓を散策できる散策コースのこと。
みんなでクニヤウォークの有名なスポットを巡りながら、ガイドさんが各スポットにまつわるウルルやアボリジニの興味深い話を聞かせてくれます。
この大きな岩の下の岩面にアボリジニが描いた壁画があるんだとか。
ありました!アボリジニが描いたロックアート(岩石画)。
うずまきみたいなものがいっぱい。
見ていると不思議な気分になります。
こちらはウルル最大の水場と言われる「ムティジュルの泉」。
私が訪れた時は水はあまりありませんでしたが、雨が降った時、雨水がウルルの岩肌を流れ落ちる様子は、きっとよりこの場所を神秘的に見せてくれるんだろうなと想像しました。
ウルルに登ることは禁止されていますが、最後に連れて行ってもらったウルルの岩肌が坂のようになった場所では、「寝転んだり座ったりして写真を撮ってもいいよ」とガイドさんが言ってくれました。
私たちもガイドさんに頼んで写真を撮ってもらいましたが、彼が良い意味のカメラマニアで、フォトグラファーばりに素敵な写真を撮ってくれました。感激!
ウルルのサンセット鑑賞
最後は待ちに待ったサンセット鑑賞です。
サンセットビューポイントでガイドさんがセッティングしてくれたおつまみとドリンクを片手にサンセットを楽しみます。
ただ、すごい曇り、、、。
ツアーの説明書きには「太陽が沈むとともにウルルの色が刻々と変化する様子をご覧ください」とありましたが、いや全然変化しまへん~!
晴れていれば横から当たるサンセットの太陽光で真っ赤に染め上げられたウルルが見られるようなのですが、こんなに曇っていては当たるはずの太陽光も当たりません。
ツアー参加者もガイドさんもみんな、こればっかりは仕方ないと、もはやそんなもんはどうでもいいと言わんばかりにおつまみを食べながら仲間とわいわい、話で盛り上がります。
さすがオージー。(オージーじゃなかったらごめんなさい)
いつでもどこでも楽しむのが上手い!
オージー関係なく、楽しみ上手はただの性格によるのかもしれませんが、外国人のこのメンタル、見習いたいです。
結果、ツアーが終了するまでウルルの姿はずっと変化なしの同じウルルさんでした。
その分、私はしこたまおつまみを食べてやりましたぜ、へっへっへっへ。(やめなはれ)
ホテルに到着
ホテルには18時過ぎに戻ってきました。
ちょうどよい時間だったので、今日はホテル内のレストランで夕食をとることにしました。
「Mangata Bistro & Bar」でディナー
デザートガーデンズホテルのレセプションを通り過ぎてそのまま真っすぐ進むと左手にレストラン「Mangata Bistro & Bar(モンガータビストロアンドバー)」があります。
テラス席に座ると寒かったですが、すぐにストーブをつけにきてくれました。
ステーキとシーザーサラダ、キッズメニューのパスタを注文。
注文を終えると、スタッフの方が息子にぬりえとクーピー(←今もまだこう言うのかな?)を持ってきてくれ、息子はすぐさまぬりぬりスタート。
本当にありがたや。
こちらがステーキ。
昨日アウトバックバーベキューで食べたお肉と同じように、こちらのお肉もやっぱり少し固く感じました。
焼肉のタレ、、、ホ、、シイ、、、。
あ、ああ、、、またいつものクセが!
焼肉のタレ以上にお肉の美味しい味付けってあるんでしょうか?
ってまだまだ私が味を知らないだけなんでしょうが。
シーザーサラダは美味しかったですが、量が多すぎて大半が夫行きに。
ありがとうございます。
外国のキッズメニューのパスタは思った通り量が多い!
あとで親が頑張らなきゃですね。
と言いつつ大半は夫行きに。
ありがたや、ありがたや。
私は息子とぬりえの品評会。
明日は何も予定がなく、飛行機でシドニーへ戻るだけなので、今日の夜も明日の朝ものんびりモードです。
Mangata Bistro & Bar(モンガータビストロアンドバー)
住所:2/67 Yulara Dr, Yulara NT 0872
営業時間:朝食ビュッフェ 6:00~10:00 オールデイダイニング 11:00~21:00
Webサイト:https://www.ayersrockresort.com.au/dining/mangata-bistro-bar
エアーズロックのツアーについて
エアーズロック(ウルル)サンライズ&サンセットツアー
今回利用したツアーはATSというオーストラリアのツアーに特化した会社の「ピティパス・Piti Pass[エアーズロック&カタジュタツアー・英語][AAT Kings]Y3」という商品。
2つのツアー(サンライズツアーとサンセットツアー)とウルル・カタジュタ国立公園の入園券がセットになったお得なツアーでしたが、現在(2023年7月)は同じツアーを見つけることができませんでした。
ただ、セットではなく単体のツアーとしてサンライズツアーとサンセットツアーはエアーズロック観光の定番ツアーとしてたくさんの会社が取り扱っています。
今回利用したツアーと完全に同じ内容ではありませんが、私がよく利用するツアー会社VELTRAのウルルのサンライズとサンセット鑑賞が含まれたツアーをご紹介します。
興味がある方は以下のリンクをチェックしてみてくださいね。
エアーズロック(ウルル)サンライズツアー
【VELTRA】ウルル サンライズとカタジュタツアー<午前/空港送迎付きプランあり/日本語ガイド>エアーズロック(ウルル)サンセットツアー
【VELTRA】ウルル麓めぐりとサンセットツアー<午後/BBQディナー付きプランあり/日本語 or 英語>参加できなかった「フィールド・オブ・ライト」
エアーズロック旅行を計画中に知った「フィールド・オブ・ライト(Field of Light)」とは、ウルルの大地が5万個以上の球状のガラス電球によってライトアップされる、イルミネーションイベントです。
サンライズとサンセットの2つのタイミングでツアーがあり、参加した友人に「絶対に見るべきだよ」と言われ、行く気満々でした。
当日申し込みでも大丈夫だろうと思って予約せずにエアーズロックに行ったのですが、これが大間違いでした。
ホテルのチェックイン時に空きはあるか尋ねたところ、私たちの滞在期間中(3日間)はサンライズもサンセットのツアーも全て空きがないと告げられました。
こんなことなら事前にしっかり予約しておくべきだったと本当に後悔、、、。
エアーズロックはそう何度も訪れる場所ではないので、余計に悲しくなりました。
エアーズロックに行かれる方は、ぜひ参加してみてください!
友人もネットレビューも大絶賛!インスタ映えも絶対に間違いなしです♪
フィールド・オブ・ライトのツアー
【VELTRA】フィールド・オブ・ライト&ウルル サンライズツアー 幻想的なイルミネーション観賞とモーニングティー<午前/英語>(英語ツアー)3日目はこれでおしまいです。
4日目はシドニーへ戻り、今度はブルーマウンテンズへ向かいます!